2007.04.05 Thursday
コーヒーの焙煎技術指導。
今週は京都から、来週は大阪から、泊りがけで焙煎指導の受講に来る方がいます。
京都のSさんはご夫婦で昨日まで、大阪のUさんは10日から。
彼らは、これから二年間かけてオープンまで毎月トレーニングをしに来ます。
もちろん二組ともカフェの技術も習得していきます。
オープンまでは数百回焙煎することになります。
もちろん一回も失敗はさせませんので、全てうちの商品となります。
そのため、生豆代などは一切かかりません。
京都のSご夫妻は今回が初めての焙煎。
恒例ですが、なんの説明も無しにまず焙煎(笑)
僕も一切手を出さず口だけ出して。。。初めての焙煎は、もちろん完璧。
本人は何が起こったのかわからず、口あんぐり・・・
これが見たくてやっているようなものです(笑)
とにかく最初は焙煎の楽しさを知ってもらうこと。
まずはここからはじめるのがうちのやりかたです。
焙煎は簡単ではありませんが、最初から難しさを教える必要もありません。
結局、「出来る」のと「解る」のは違うのですから、解れば解るほど難しさは自然と感じていくのです。
よく、いかにも自分が凄いことをやっているかのように、最初に難しさを一生懸命伝える指導者がいますが、それでみんなが尊敬するとでも思っているのでしょうか?
人を育てる時には同じ目線にならなければなにも伝わりません。
今回Sご夫妻は初回だったので二日間で6回の焙煎。どれもこれも完璧。
二人が焙煎した豆は、もうほとんど売れてしまいましたが。
きちんとうちの味を守ってくれていますよ。安心してくださいね。
抽出も理論が理解できたようなので、だいぶ安定した抽出ができるようになりました。
うちにとって自家焙煎店新規プロデュースの最後のクライアントとなったS夫妻。
来年から再来年にかけて、4軒の自家焙煎カフェがオープンしますが、これ以上新規店を増やす予定も指導するつもりもありません。
うちの焙煎技術は特殊ですし、通常の理論とは全く異なるものです。
よく同業者の方やマニアの方がいらして、「コーヒー豆ってこんな色になるの?」とか「サンプルにして焙煎したけどこのカラーは通過しない。」などとよく言われますが、普通に焙煎していたら絶対になるわけがありません。
うちでは焙煎は勘の世界ではありませんから、自由自在に味作りができる方法を身につけてもらっています。
直火であろうと半熱風であろうと国内産焙煎機であろうと外国産焙煎機であろうと、全て同じ理論が成り立ちます。
ただ、基本はうちの味にしたい人のために指導する技術ですから、うちの味が嫌いな人にはなんの魅力もないお話だと思います。
このブログでも、焙煎技術のことは詳しく書いていますが、それはあくまでも基本であり、うちの焙煎技術とは全く異なりますので、それだけはご了承ください。
先日もお話しましたが、この技術の伝達を打ち切ることにしました。
もう十分かなと思っただけのことですが・・・(笑)
これ以上焙煎屋さんを増やしてもしょうがないですしね。
うちの味が好きな人は別ですが、いろいろな焙煎があって良いと思います。
要はその味が地域で支持されるかされないかの問題です。
美味しかろうが正しかろうがこだわろうが、商売がダメになってしまえば全て終わりです。そして食えなければただの趣味にしたほうが楽しいのです。
うるさいことをいくら言っても、家族を守れないようではなんの意味もありません。
ただ・・・情熱を持った人たちが、ちょっとした方向転換ができないために商売がうまくいかなくなっていることもあります。今までうまくいっていたのに、です。
焙煎技術や味などの問題だけでなく、新しいものを取り入れられなかったり、取り入れようと思っても情報が入ってこなかったり、長年のプライドがあって聞けなかったり・・・
とにかく問い合わせが多くなっています。
うち一社では抱えきれないほどに・・・
この状況をなんとかしたいという思いで、新規店を打ち切りにしました。
・・・えっと、今日はここまで。長くなるのでまた次回に・・・もうすでに結構長いな。
京都のSさんはご夫婦で昨日まで、大阪のUさんは10日から。
彼らは、これから二年間かけてオープンまで毎月トレーニングをしに来ます。
もちろん二組ともカフェの技術も習得していきます。
オープンまでは数百回焙煎することになります。
もちろん一回も失敗はさせませんので、全てうちの商品となります。
そのため、生豆代などは一切かかりません。
京都のSご夫妻は今回が初めての焙煎。
恒例ですが、なんの説明も無しにまず焙煎(笑)
僕も一切手を出さず口だけ出して。。。初めての焙煎は、もちろん完璧。
本人は何が起こったのかわからず、口あんぐり・・・
これが見たくてやっているようなものです(笑)
とにかく最初は焙煎の楽しさを知ってもらうこと。
まずはここからはじめるのがうちのやりかたです。
焙煎は簡単ではありませんが、最初から難しさを教える必要もありません。
結局、「出来る」のと「解る」のは違うのですから、解れば解るほど難しさは自然と感じていくのです。
よく、いかにも自分が凄いことをやっているかのように、最初に難しさを一生懸命伝える指導者がいますが、それでみんなが尊敬するとでも思っているのでしょうか?
人を育てる時には同じ目線にならなければなにも伝わりません。
今回Sご夫妻は初回だったので二日間で6回の焙煎。どれもこれも完璧。
二人が焙煎した豆は、もうほとんど売れてしまいましたが。
きちんとうちの味を守ってくれていますよ。安心してくださいね。
抽出も理論が理解できたようなので、だいぶ安定した抽出ができるようになりました。
うちにとって自家焙煎店新規プロデュースの最後のクライアントとなったS夫妻。
来年から再来年にかけて、4軒の自家焙煎カフェがオープンしますが、これ以上新規店を増やす予定も指導するつもりもありません。
うちの焙煎技術は特殊ですし、通常の理論とは全く異なるものです。
よく同業者の方やマニアの方がいらして、「コーヒー豆ってこんな色になるの?」とか「サンプルにして焙煎したけどこのカラーは通過しない。」などとよく言われますが、普通に焙煎していたら絶対になるわけがありません。
うちでは焙煎は勘の世界ではありませんから、自由自在に味作りができる方法を身につけてもらっています。
直火であろうと半熱風であろうと国内産焙煎機であろうと外国産焙煎機であろうと、全て同じ理論が成り立ちます。
ただ、基本はうちの味にしたい人のために指導する技術ですから、うちの味が嫌いな人にはなんの魅力もないお話だと思います。
このブログでも、焙煎技術のことは詳しく書いていますが、それはあくまでも基本であり、うちの焙煎技術とは全く異なりますので、それだけはご了承ください。
先日もお話しましたが、この技術の伝達を打ち切ることにしました。
もう十分かなと思っただけのことですが・・・(笑)
これ以上焙煎屋さんを増やしてもしょうがないですしね。
うちの味が好きな人は別ですが、いろいろな焙煎があって良いと思います。
要はその味が地域で支持されるかされないかの問題です。
美味しかろうが正しかろうがこだわろうが、商売がダメになってしまえば全て終わりです。そして食えなければただの趣味にしたほうが楽しいのです。
うるさいことをいくら言っても、家族を守れないようではなんの意味もありません。
ただ・・・情熱を持った人たちが、ちょっとした方向転換ができないために商売がうまくいかなくなっていることもあります。今までうまくいっていたのに、です。
焙煎技術や味などの問題だけでなく、新しいものを取り入れられなかったり、取り入れようと思っても情報が入ってこなかったり、長年のプライドがあって聞けなかったり・・・
とにかく問い合わせが多くなっています。
うち一社では抱えきれないほどに・・・
この状況をなんとかしたいという思いで、新規店を打ち切りにしました。
・・・えっと、今日はここまで。長くなるのでまた次回に・・・もうすでに結構長いな。