2006.12.05 Tuesday
「仕入れ」という技術。
只今、セールの真っ只中。
パニック!
こういうときに限って卸も集中してしまう。
最近はメールでのお問い合わせや質問等も増えて、パソコンに向かっている時間も増えてきました。
注文はもちろん、保存方法についてや抽出について。その他プロの方々からの生豆の精製や流通、カフェや自家焙煎店の経営についての質問が実に増えました。
今日はお客様からメールで、珈琲と紅茶の保存方法についての質問。この質問にはうちのスタッフがお答えしていましたが、かなり丁寧にきちんとした回答を返信していたので、僕が感心してしまいました(笑)
成長したなぁ・・・なんて、少し嬉しくなりました。
最近はコーヒー生豆のお問い合わせも多く、取引依頼などありがたい限りです。
どうも、うちには色々な取引条件が多いと思っている方が多いらしく、連絡しづらいようです。
もしも、このブログや書籍等で、変な威圧感を与えているとしたら、本当に申し訳ないことだと思っています。
基本的にうちは生豆屋ではありませんから、取引条件などありません。
強いてあげれば、「趣味ではなくプロとしてコーヒーを販売している人」ということだけです。
自家焙煎店の面白さ・・・というか、醍醐味は「オリジナリティ」だと思っています。
自分で仕入先を選び、自分で原料を選び、「いいとこ取り」をすることができなければ、自家焙煎店を運営する意味が全くないと思います。
うちのようにちょっと危険な産地に出向き、生豆をセレクションしてくるようなところは、好きで勝手にやっているだけですし、それをビジネスにしているわけですから、そういうところをうまく利用すればいいと思います。
どうも、「売ってやってる」「仲間に入れてやっている」みたいな感じが業界にはあるような気がしますが、お門違いも甚だしい話ですよね。
商売をやっている人は全員がリスクを背負っていますから、ある意味商売の世界ではリスクは全て「投資」なのです。
リスクをリスクと呼べるのは、ボランティアの場合のみだと思います。
自家焙煎の世界の有名店なんて、一般の世界ではただの無名店ですから、「どこどこから仕入れをしている」とか、「だれだれが買い付けてきた」などということは全くどうでもいいことで、なんの役にも立ちません。
そんなことよりも、お店の看板はオーナー自身であることを忘れてはいけないと思います。
あなたが選んだものだから、お客さんは買うのです。
「仕入れ」というのは、プロにとって最も大切なテクニックです。
そのテクニックを身につけるためには、リスクを負わなければなりませんが、リスクを最小限に抑えるためには「いいとこ取り」をするしかありません。
ですから、うちは仕入れに関してはグループだからどうとかではなく、自由なのです。
仕入先開拓のサポートはうちの仕事です。
世の中には良いものがたくさんあります。
うちのグループの人たちがもしも「全てオゾンのが一番!」なんて思っているとしたら、それほど恐ろしいことはありません。
そんな世界の狭い人間に、サービス業の経営などできるわけがないからです。
コーヒーや紅茶の世界に限らず、「仕入れルートの開拓」はプロのテクニックです。
そこに対して努力できないなら、違うリスクを背負う覚悟が必要です。
また、そのサポートができないなら、僕達コンサルの存在価値はありません。
コーヒーの業界が、もっともっと自由にオープンな世界になることを祈っています。
パニック!
こういうときに限って卸も集中してしまう。
最近はメールでのお問い合わせや質問等も増えて、パソコンに向かっている時間も増えてきました。
注文はもちろん、保存方法についてや抽出について。その他プロの方々からの生豆の精製や流通、カフェや自家焙煎店の経営についての質問が実に増えました。
今日はお客様からメールで、珈琲と紅茶の保存方法についての質問。この質問にはうちのスタッフがお答えしていましたが、かなり丁寧にきちんとした回答を返信していたので、僕が感心してしまいました(笑)
成長したなぁ・・・なんて、少し嬉しくなりました。
最近はコーヒー生豆のお問い合わせも多く、取引依頼などありがたい限りです。
どうも、うちには色々な取引条件が多いと思っている方が多いらしく、連絡しづらいようです。
もしも、このブログや書籍等で、変な威圧感を与えているとしたら、本当に申し訳ないことだと思っています。
基本的にうちは生豆屋ではありませんから、取引条件などありません。
強いてあげれば、「趣味ではなくプロとしてコーヒーを販売している人」ということだけです。
自家焙煎店の面白さ・・・というか、醍醐味は「オリジナリティ」だと思っています。
自分で仕入先を選び、自分で原料を選び、「いいとこ取り」をすることができなければ、自家焙煎店を運営する意味が全くないと思います。
うちのようにちょっと危険な産地に出向き、生豆をセレクションしてくるようなところは、好きで勝手にやっているだけですし、それをビジネスにしているわけですから、そういうところをうまく利用すればいいと思います。
どうも、「売ってやってる」「仲間に入れてやっている」みたいな感じが業界にはあるような気がしますが、お門違いも甚だしい話ですよね。
商売をやっている人は全員がリスクを背負っていますから、ある意味商売の世界ではリスクは全て「投資」なのです。
リスクをリスクと呼べるのは、ボランティアの場合のみだと思います。
自家焙煎の世界の有名店なんて、一般の世界ではただの無名店ですから、「どこどこから仕入れをしている」とか、「だれだれが買い付けてきた」などということは全くどうでもいいことで、なんの役にも立ちません。
そんなことよりも、お店の看板はオーナー自身であることを忘れてはいけないと思います。
あなたが選んだものだから、お客さんは買うのです。
「仕入れ」というのは、プロにとって最も大切なテクニックです。
そのテクニックを身につけるためには、リスクを負わなければなりませんが、リスクを最小限に抑えるためには「いいとこ取り」をするしかありません。
ですから、うちは仕入れに関してはグループだからどうとかではなく、自由なのです。
仕入先開拓のサポートはうちの仕事です。
世の中には良いものがたくさんあります。
うちのグループの人たちがもしも「全てオゾンのが一番!」なんて思っているとしたら、それほど恐ろしいことはありません。
そんな世界の狭い人間に、サービス業の経営などできるわけがないからです。
コーヒーや紅茶の世界に限らず、「仕入れルートの開拓」はプロのテクニックです。
そこに対して努力できないなら、違うリスクを背負う覚悟が必要です。
また、そのサポートができないなら、僕達コンサルの存在価値はありません。
コーヒーの業界が、もっともっと自由にオープンな世界になることを祈っています。