毎日を振り返るほんの少しの時間の大切なティータイム。
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コロンビア・グァテマラ リポート番外編 その3。
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    久しぶりの産地リポートです。
    あ、番外編ですが・・・

    こんなに時間かけてると、もうすぐ次回の産地訪問になってしまいます。
    ま、ブログで産地リポートするのは初めてだからいいかな?

    なるべくみなさんに産地の雰囲気が伝わるように丁寧に書きたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。
    コーヒーの産地が、思っているほど悲壮感漂う国ばかりではないということ、そして幸せの価値観はそれぞれ違うことや先進国の物差しや目線で生産国を見ることは単なる押し付けになってしまうことをお伝えできればいいなと思っています。
    ですから、なるべく明るく産地をお伝えしようと思います。
    アメリカという国がどんなに良い事を言っても、中南米の国が歩み寄ることは決して無いと思います。
    それは、中南米に向かう・・・または中南米から帰るときのアメリカでの乗り継ぎ時に実感できます。差別という言葉がどういうものかをです。
    もちろん中南米の国同士の差別もあります。しかし、その差別を引き起こしているのはアメリカが発端なのです。

    アメリカの企業は早くから環境問題に取り組んだり、障がい者への配慮や優遇システムなど、日本よりもずっと進んでいることもたくさんあり、日本の企業よりもずっとクリーンな経営をしているところがたくさんありますから、僕もアメリカの好きな部分はたくさんあります。

    ですが、それだけアメリカ企業が努力してもアメリカ国家そのものが問題だと思います。
    僕のこのつたないブログでご興味を持っていただいた方には是非、コーヒー生産国に行って真実を見てきていただきたいと思います。

    コーヒー業界、もうそろそろ日本には日本の取り組み方を確立していっても良いのではないかと感じています。どこかの国に右倣えでは、今までとなーんにも変わらないと思います。

    ・・・と、偉そうなことを言う前に、もっともっとたくさんのコーヒーを売らなければ、産地にとってはくその役にも立たない意見ですね(笑)
    僕達の仕事は、エンドユーザーにとっても生産者にとっても適正に流通させることですからね。

    はい!前置きが長くなりましたがリポート番外編のはじまりでーす。

    前回まででやっとコロンビアの農園に到着しました。

    この村、なんだか子供が多いような・・・
    学校が終わる時間だったかな?
    とりあえず、村のコーヒー集荷場へ。


    この純粋な笑顔は日本でもなかなか見られません。

    コロンビアではこのコーヒー集荷場はある種「銀行」のようなものです。
    特にこんな小さな村には銀行なんてありませんから、本物の銀行に行くにはボゴタまで出なければありません。

    実は、コロンビアではコーヒー豆は「第二の通貨」のようなものなのです。
    というのは、このコーヒー集荷場にコーヒー豆(パーチメント)を持ち込むとその場で現金に換えてくれるのです。
    もちろん、大量の豆の場合には、小切手のようなものをもらって、後に現金に換えるのですが、それこそ一掴みでも現金になるのです。

    コーヒー集荷場。電卓で細かく計算します。

    これが、FNC(コロンビアコーヒー生産者連合会)が唯一成功させたコーヒーの流通形態なのです。

    コロンビア中どこへ行っても、パーチメントさえ持っていれば現金が手に入ります。
    子供が、そこら辺に落ちているパーチメントをかき集めて集荷場に持っていけばお金が手に入るということです。
    国民にとってはありがたいことだと思います。
    このシステムは中南米でもコロンビアだけのものです。

    しかし、だからこそコマーシャルレベルのコーヒーはそのようなコーヒーがたくさん混ざり、わけのわからないブレンドコロンビアコーヒーが出来上がります(笑)

    この村の集荷場にはちょうどパーチメントを持ち込んだ農家があり、パーチメントの状態のチェックを受けていました。
    が・・・どうやら乾燥があまく水分値が高すぎたようで、乾燥しなおして来いと言われていました。

    と、その農家のおっちゃん、なにをするのかと思えば、集荷場の前の道端にブルーシートを等間隔に40メートルくらい敷き詰めて、そこにパーチメントを広げはじめました。
    確かに日当たりも良く、いいパティオ(乾燥場)だと思いますが・・・おーい!そこ商店街だと思いますけどぉ!・・・営業妨害ですよぉ!・・・
    ・・・が、店先をパティオ(乾燥場)にアレンジされた店主達は満面の笑みで顔を出していますイヒヒ

    勝手にパティオ。すげぇ・・・

    このおっちゃんたち、僕が心の小さな日本人だと言うことを改めて感じさせてくださいました(笑)
    おおらかですね。見習わなくちゃ。


    そして、僕達は農園・・・いや、農家を訪ねに行きました。
    車でしばらく奥地に入り、更に小さな山を歩いて登山。標高が高いので酸素が薄く、農家に着いたときはすでに瀕死の状態。おばちゃんがいたので、微妙に意識が遠のきそうになりながら挨拶しようとすると、おばちゃんシカトして家の中へダッシュ。
    おっちゃんが言うには「慌てて化粧しに行った」とのこと。
    お客さんが来るとは思っていなかったようです。

    待つこと3分ほど・・・早い化粧だなたらーっ
    おばちゃん出てきましたぁ!・・・・
    えぇぇっ!
    全然、変わってない・・・(汗)
    本人は満足げに満面の笑み。
    だれもコメントのしようがなく、「畑に行きましょうか」と歩き出しました。
    少しコメントしてあげれば良かった・・・でもなぁ・・・

    で?どこが畑?
    あぁ・・・雑草にコーヒーの木が埋もれてる?
    えっと、シェードツリーの中にコーヒーの木がある感じ。
    本当に自然のままと言う感じです。
    これが最も良いコーヒーを作れる環境なんだと案内してくださった駐在員の方は言います。
    最高に良いものができていることは確かです。

    え?コーヒーの木はどれ?あ、あった。。。コーヒー農園ってこんなだったっけ?

    帰り際にさっきのおばちゃんが手作りのパンのようなものくれました。
    とりあえず味は未知との遭遇で、全員一口しか食べられず・・・ごめんなさい!かわいい犬に差し上げました。

    ふぅ〜・・・腹減ったな。
    | 産地情報。 | 23:09 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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