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資格、認定。
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    昨日の堀病院についてのブログは、いろいろな方に共感していただいたようで、ご連絡までいただきありがとうございました。
    僕のブログにしては珍しく、ちょっと「怒り」を表現してみたかったのですイヒヒ
    今日も怒り第二弾にお付き合いください(笑)

    「助産師」という資格。命に関わる資格ですから必要なのはわかりますが、資格というのは絶対に必要な内容と、そうでない内容が入り混じっています。だからおかしくなるのだと思います。
    まず、「助産師」と「看護士」の資格をいまだにわざわざ分けている意味が僕にはわかりませんでした。
    今回も、看護士が赤ん坊を取り上げていたわけではありません。
    「では、どうするのか?」というなんの対策もなしに、後先考えず摘発する警察や、都合の良いときだけ正義感ぶって報道するマスコミの神経を疑います。

    なぜ、今回こんなにも僕が怒っているかというと、今回の件は誰か個人的な恨みによる嫌がらせや陰謀みたいなものがプンプン臭うからです(笑)
    もうひとつは厚労省の保身的で四角四面な考え方が気に入らないというのもあります。
    同じように感じている人が多いようですが・・・

    出産は本当に大変です。

    母子共に健康で、五体満足に生まれてくることが奇跡なんだと思わなければなりません。
    みんなそれを奇跡ではなく、あたりまえだと思っています。
    ですから、あたりまえに出産ができなかったときは文句を言います。
    出産は賭けです。
    無事に出産が終わる可能性は五分五分だと思っています。
    だからこそ経験豊富な病院を選びます。
    資格=経験、ではありませんし、資格=できる、ではありません。
    どこの病院の助産師よりも、堀病院の助産師や看護士のほうがたくさんの妊婦や出産を見て、経験しています。だから信頼できるんです。
    それでも、母子共に健康に出産が終わらない場合もあります。
    もちろんミスは別ですよ。

    飲食業はよほどのことがない限り命に関わるようなことは無いですが、同じように本当に必要かどうかわからない資格や認定があります。
    調理師免許を取って学校を卒業した人が、すぐに現場で料理ができるわけではありません。むしろきちんと調理ができる人をあまり見たことがありません。もちろんきちんと調理できる人もたまにはいますが・・・。
    中卒で現場に入り、現場で叩かれてきた無免許の人のほうが、よほど仕事ができますし、刃物の使い方も知っています。
    ま、今のところ基本的に調理師免許はほとんどの飲食店で必要の無い資格なのですが・・・

    また、有機栽培などの認定もわけがわかりません。
    もちろん有機栽培と言って嘘の表示で販売したりしたヤツがいたから、できた認定制度でもあるのですが・・・
    ただ、僕は認定を出している組織そのものを信用していないので、認定ラベルはもっと信じていません。
    こんな認定を作ってしまったために、認定を取っていないものはいかにもたくさんの農薬を使用しているようなイメージを植えつけてしまいました。本当に迷惑です。
    コーヒー、紅茶を全く知らない人たちが作った制度ですから仕方ないのかもしれませんが。
    それに踊らされている国民はもっとどうかと思います。


    紅茶の残留農薬検査なども持ち込みですから、同じ茶葉を何年も何年も持ち込めば残留農薬なんて出るわけがありません。
    自主的に食品分析センターを呼んで、チェックしてもらっている紅茶屋さんは仙台の「ガネッシュ」さんしか知りません。認定は取っていませんが、確かな無農薬有機栽培紅茶です。食品分析センターが責任を持って保障してくれていますし、商品ひとつずつに保証書も付いてきます。

    うちのコーヒーにも無農薬有機栽培のものはたくさんありますが、認定をとるつもりは全くありません。産地で自分の目で確認することが一番大切だと思っています。

    マスコミやインターネットでの情報だけでなく、自分の目で確かめることが大切な時代ではないでしょうか。
    今の日本人は、テレビや新聞が全て嘘の情報でも疑わないと思います。
    世界で最も情報操作しやすい国だと思います。


    みなさんは、歯医者さんで歯石を取ってもらうとき、きちんと「歯科衛生士」さんにとってもらっていますか?
    そんなこともわからない人たちが行政にはゴロゴロいます。

    厚生省やら厚労省やらの人たちは現場のことは全く理解できていません。
    現場にとっては迷惑な存在であることがほとんどです。

    資格とか認定とか・・・まだまだ曖昧なものがたくさんあります。

    「事件は会議室で起きてるんじゃない。現場で起きているんだ。」と、どこかで聞いた台詞を「お偉いさん」には言いたくなってしまいますよね。
    | 日記。 | 14:05 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
    masayaさん こんばんわ
    お久しぶりです。
    堀病院では 出産した事は ないですが 友達が 何人か 出産していたり するので 評判は聞いていました
    とてもいい病院だと聞いていますし 又 地域に 密着した
    病院のようですね。あんな形の 報道で残念です。

    世の中の事を見るに 真理は 沢山の意見の中ではなく 時に 少数意見の中に 存在する事が ある 事を 知りました。とても 残念です。
    マスコミは 一貫性がなく 信用にかけると思いました
    それは ホリエモンの時に そう思いましたよ
    一人の人が よい人になったり 悪くなったり
    数字が 取れれば何でもいいんだと思ったものでした・・・・
    | ふーみん | 2006/08/27 11:53 PM |
    お久しぶりです。
    ありがとうございます。
    今回の僕の意見ももちろん賛否両論あると思います。

    数字がとれればいい。。。全てがそうだとは思いませんが一貫性がないのは確かですよね。

    資格などの免許も結局とれればなんでもいい世界だと思います。
    そう言ってしまうと語弊がありますが、資格があるから安心というものではないと思います。資格というものは一見しっかりとしたスペシャリストに免許を与えるための狭き門に見えます。
    しかし、逆に資格をとれる能力があれば志などは関係なく、どんな人間性の者でも「携われる」ことになるということです。

    車の運転免許は身近でわかりやすいと思います。
    みなさんの周りにはたくさんのペーパードライバーがいると思います。
    経験豊富なドライバーとペーパードライバーと・・・どちらの助手席に乗りたいでしょうか?
    全ての資格にペーパー資格者が存在します。
    要するに資格があってもド素人がたくさん存在するということです。
    そして、車を扱う人間によっては福岡の事故のように凶器になってしまいます。

    資格を取る人の「人間性」や「志」が最も大切だと思います。
    「とりあえず」で資格を取った人には任せたくないですもんね。
    有資格者の数だけで足りていると判断する国の神経を疑いますよね。

    堀さんは病院自体と人が「資格」を上手に使いこなしているから、評判が良いのだと思います。
    | masaya | 2006/08/29 11:50 AM |









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