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カイセッタ農園 06-07クロップデリバリー開始。
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    先月の終わりにエアー便で入荷したブラジルのデリバリーを開始しました。
    今年、ブラジルの06-07クロップとしては日本では最も早い入荷とデリバリーとなります。

    今年で契約3年目となる「カイセッタ農園」のアマレロブルボンです。
    前年度まではムンドノーボ種でしたが、今回はブルボン種を買い付けることにしました。
    理由は、ブルボン種の出来が良かったことと、ブルボン種のほうが収穫が早いということ。

    今年の初め05-06クロップの入荷で少々トラブルが発生し、どう考えても数が不足していたため、できるだけ早く入荷させる予定を組んできました。
    プレシップサンプルを取り寄せている暇もないので、今回は農園主のワグナー・フェレーロの信頼のみで買い付けました。
    仕上がりは期待以上のものでした。
    強烈な高い香り・とろみのある甘味・丸みのあるボディは完璧です。そしてクリアな後味。
     



    ワグナー・フェレーロは母親名義の「パンタノ農園」も守っています。
    こちらも有名な農園です。

    僕は彼のコーヒーに対する姿勢に惚れ込んでいます。
    とにかく良いコーヒーを作ろうという情熱は抜きん出ています。
    棚干し(ウィンドライ)という方法も彼が独自で始めた方法です。誰かにやれと言われたわけではありません。
    また、ひとつの農園ひとつの品種でこれだけ細かくロット分けして収穫するのも彼独特のやりかたです。
    例えば、ひとつの樹にも南向きの面と北向きの面があります。そしてそれぞれを時期をずらして収穫するのです。また、植えた時期などでもエリア分けして収穫していきます。
    この丁寧な作業が、僕が最も信頼する理由です。

    ですから、もうすぐ届くサンプルも、同じ農園のアマレロブルボンなのにたっくさんのロットが届きます。
    それを全てカッピングして、その中からデフェクトするものははずし、年間通して味を安定させるために、良いロットだけをブレンドしてオゾンCTカンパニー用のロットとして仕上げます。
    ということで、今年収穫のカイセッタ・ブルボン・エコウォッシュドは全て押さえることができました。

    カイセッタは今年もコンペティションで入賞するかなぁ?

    では、データのご紹介です。

    『ブラジル セラード

     FAZENDA CAIXETAS (カイセッタ農園)

       ブルボン100% エコウォッシュド WINDRY(棚干し)』



    データ
    【生  産  国】ブラジル
    【生 産 地 域】ブラジル・ミナスジェライス州・パトスデミナス地区
    【樹     種】ブルボン
    【農  園  主】ワグナー・フェレーロ
    【農  園  名】CAIXETAS(カイセッタ)
    【生 産 高 度】1150m〜1180m.
    【精 製 方 法】エコウォッシュド
    【乾 燥 方 法】棚干し(ウィンドドライ)
    【収  穫  期】6月初旬〜7月後半

    【パトス・デ・ミナス地区カイセッタ農園】
     オゾンCTカンパニー契約農園
    カイセッタ農園はブラジル・ミナスジェライス州の中心パトロシーニョから車で40分ほど離れたパトス・デ・ミナス地区にあります。
    フェレーロ家のコーヒーの歴史は20世紀初頭に現農園主ワグナー氏の曽祖父がイタリアから移民しサンパウロで農園を始めた事からスタートしました。コーヒー生産には約100年の歴史を持つ伝統農家です。
    セラードには1984年に移り現在の農園を開拓しました。農園を移した理由は霜が降らないことと土壌が侵食されていない点でした。
    「1984年に父が他界し永年のコーヒーの師を失いました。しかしその事がきっかけになり新しい農業・土地へチャレンジしてみる気持ちになりました。それまで父任せだったコーヒー生産にも自分のポリシーを持ち取り組むようになり自分に変化が起こったのは父の他界とセラードへの移住が全てでした。」
    彼のコーヒーへの熱意はコーヒー生産だけに留まらず、自らエスプレッソ用のポッドの生産工場を設立して栽培から抽出までを研究しています。   栽培品種ごとにドリップ向きかエスプレッソ向きかのテストを繰り返して顧客のニーズにあった最適なコーヒーを提供できる環境を整えました。
    ワグナー氏は「コーヒー好きは先天的なものです。コーヒーの伝統農家に生まれ、一番好きな趣味であり仕事です。
    いつか生産量だけの時代が終わり、品質に投資した者だけが生き残る時代が来ると信じています。」

    【フェレーロ家の理念】
    フェレーロ家の農業へのポリシーに「生態系をできる限り保つ」がコーヒー生産当初からの一貫したポリシーです。その為に専属の農業技師を雇い常に意見を求めています。
    生態系を保つにはできる限り減農薬へ努めることが重要でありその取り組みの結果農園に蜘蛛の巣が多く、鳥の巣も見られます。その他に独特な農法として雑草のコントロールをしています。         
    本来害虫と同格に見られていた雑草に肥料を撒き成長させてから刈り込み土中に戻し堆肥としています。除草剤を一切使用せずにその結果害虫の天敵になる蜘蛛や鳥が多く住む理想的な環境を作り上げました。

    【フェレーロ家のスペシャルティーへの取り組み】
    上記の取り組みの結果ワグナー氏は2004年セラードカップコンテストにて1位・2位を独占しました。 さらに彼の専属農業技師ピッシン氏も3位に入賞し彼らの取り組みが正しかったことを証明しました。
    減農薬による生態系のコントロールだけでなく品質の向上のための投資を惜しみませんでした。2002年では誰も取り組まなかったWINDRY(棚干し)をいち早く導入し手間をかけて低温乾燥させています。さらに2004年には、それまで鑑定士任せだったカッピングにも取り組み農園内にカッピングルームを新設し自ら理想のコーヒーの味を模索しています。

    【生産者コメント・・・・7年前からWINDRY(棚干し)を設備しました。 この乾燥方法はブラジル産のコーヒーではあまり見られません。手間は掛かりますが、網棚で風を通す事により低温で時間を掛けじっくりと仕上げる為、甘味があり、風味豊かなコーヒーが出来上がります。】
    | コーヒー豆情報。 | 19:44 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |









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    ブラジル(ボアビスタ農園)のカッピング・レポート
    第4回目はブラジル ボアビスタ農園のシティローストを紹介します。今回紹介するシティローストは、前回まで紹介したフルシティローストより、煎りが1段階浅いです。味はフルシティローストに比べると苦味・甘みが弱く、若干酸味が出てきます。酸味・苦味・甘みのバラン
    | taka's DOURAKU | 2006/11/23 4:51 AM |
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