毎日を振り返るほんの少しのカフェタイム。
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タダほど怖いものは無い。
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    「タダほど怖いものは無い」・・・とよく言いますが、これはモノをもらう側の言葉。
    この言葉の裏には、モノをあげる側の「お金をもらうほど怖いことは無い」という想いがあります。

    「タダほど怖いものは無い」と思うのは、なにかあったときに責任をとってもらえないからです。
    「お金をもらうほど怖いことは無い」と思うのは、なにかあったときに責任をとらなければならないからです。

    プロとアマチュアの違いのようなものです。

    お菓子作りや料理が大好きで自分が作ったものを近所の人に配り、「美味しいね、お店でも出せばいいのに」と言われてその気になり、お店を出したとたん、近所の人は商品に対して厳しくなり見向きもしなくなる・・・ということがよくあります。
    タダだったから褒めてくれていたのですが、お金をとるとなると話は別です。急に相手はプロとして見るのです。
    本当は、このシビアさがプロの醍醐味なのです。

    お店を始めたばかりの人がよく「まだ素人なんで・・・」とか「まだ慣れなくて・・・」と言っているのを目にします。
    お金を払うお客さんにとってはとても失礼な言葉です。
    本人は逃げのつもりで済むと思いますが、お客さんは「え〜っ!素人にお金払うの〜?」・・・となります。

    プロは言い訳無用です。

    そして、プロ意識の低い人ほど、いろんな意見に左右されてしまいます。
    お客さんのニーズに応えるという意味で、様々な意見に耳を傾けることは大切なことですが、お客さんの意見で自分のポリシーやコンセプトが揺らいでしまい、節操無くいろんなことに手を出してしまうのは、あまりにもプロ意識が低すぎると思います。

    お客さんの中には、アドバイス的なことを好き放題言いまくる人もいます。
    言われてしまうのは、言われる側にプロ意識の低さという問題があるからです。
    タダでアドバイスをしてくれる人は、良い人かもしれません。。。でも、全く責任はありませんから、そのアドバイスでうまくいかなくても文句を言う資格は誰にも無いのです。

    今日、商売をスタートした人もこれからスタートする人も、プロとしての自覚と自信を持っていただきたいと思います。
    素人に何を言われてもかまわないじゃないですか。
    時間じゃありませんよ。だって、その仕事で一生食って行くんです。人生かかってるんです。
    人生かける勇気の無い人にとやかく言われたくらいで揺らがないでください。
    もっともっと胸を張って仕事をしてください。

    それでも、胸を張って仕事が出来ないのならば、もっともっと勉強してください。

    お金を取っても無責任な人が多い世の中。
    プロ意識の低下はどの業界でも見られます。

    「責任」という言葉から逃げる人が多い日本では、責任を負わずにどう儲けるかが課題になっているようです。
    日本人の体質なのでしょうか?
    これでは、騙される人が後を絶たないのも仕方ありません。

    なんでもかんでも後先考えずに「責任は全部俺がとってやる」って言い放ってしまう僕もまたどうかと思いますが・・・

    嘘でもいいから、日本のトップにはそう言い放っていただきたいなと思う今日この頃です。

    タダほど怖いものは無い・・・ブログって、タダで良かったぁ・・・言いっぱなし!
    ・・・いやいや、これでもちゃんと考えて、言葉を選んで書いてるつもりです。・・・・たぶん・・・たらーっ
    ちゃんと責任とりますからぁ・・・
    | プロデュース/コンサルティング。 | 23:03 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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